はっきり言って余計な心配だと思います。
「中盤にも入っていないのに、、、」つまりは、次の一手を考えているのではなくて、もっと先の、数十手先の展開を考えているのでしょう。
長考が理由でいつも負けているのなら心配ですが、ほとんどは勝っているのです。深浦戦の時は、まだ未熟な時期だったのでしょう。
「普通の手を指せば勝てる、、」ほどプロの世界は甘くない。最近は解説者が「普通の手を指しているだけなのに勝勢になっている」という発言を聞きますね。
普通の手に見せながらの、深く読みが入った手、なんだと思います。
よく、中継のコメント欄で、藤井七段が長考に沈んでいる時、
「早くさして~」「そうちゃん、時間、時間!」「長考の後に悪手あり」などが流れますよね。
目にするたびに、素人が口挟まないでよ、と不愉快になります。
たぶん、皆さん藤井七段を熱心に応援するあまり、ずっと見続けてしまうから長考の時間にやきもきするのですよね。こんなに見られている棋士はいないかも。
将棋中継から目を離さずに8時間~12時間見続けていると、早く先に進んで~とは思ってしまいますが、どんな棋士相手でもそんなに簡単には勝てないこと、藤井七段が一番よくわかってる気がします。
どんな相手でも、深く考えて慎重に指し進める藤井七段だから、他のプロ棋士からも一目置かれている存在なのだと思います。悪口、批判など言う人いない。
悪口言うのはアンチファンだけですね。