「藤井聡太三冠はいかに『苦手』も『スランプ』もないか」
670 5 年前
藤井聡太三冠の凄さについて【sakidori-ch】さんのHPデータ(一部、日本将棋連盟の公表データを含む)を参照・分析させていただきました。客観的に見ても、とんでもない結果になったので、紹介させてください。(何度もチェックしたので、多分間違いはないと思います。)
…2016年12月24日、第30期竜王戦6組ランキング戦1回戦、対加藤一二三九段戦以来、2021年10月21日現在、4年9か月余り経過し、通算293戦247勝46敗、勝率0.8430(未公表の録画収録済み対局を除く)
1 通算成績
〇これまでの通算成績瞬間値で、最低値は0.8274(2019.10.7)で、以来約2年、この勝率を下回っていない。
〇勝ち始めると、平均5.7連勝する。
〇負けても、平均1.1連敗しかしない。
〇これまで3連敗以上は一度もなく、2連敗ですら5回しかない。(直近は2020.10.5、10.12)
〇月間成績で、負け越しは一度もなく、イーブンだった月が57ヵ月中、3度(2018.11:1勝1敗(以降1-1のように表記)、2019.7:3-3、2020.9:2-2)あるだけ。
2 対局者別
〇これまで111名と対戦し、一度でも負けたことがあるのは28名(83名には負け知らず)で、このうち負け越しは5名いるが、2差以上つけられた相手はなく、全員1差(0-1:井出、井上(慶))、1-2:深浦、佐々木(大)、2-3:大橋)
〇上記の大橋以外に3敗以上を喫したのは豊島(9-9)、久保(3-3)、斎藤(慎)(4-3)の3名、2敗は2名(共に5-2:菅井、稲葉)のみ。
〇差し分けは7名(豊島、山崎(隆)、久保、丸山、村山、三枚堂、上村。前述の豊島・久保以外は全員1-1)で、他の99名には勝ち越し。
3 タイトル戦
3度の挑戦(棋聖・王位・叡王)・2度の防衛(棋聖・王位)全てで成功、総局18-4、勝率0.8182。現在、竜王に挑戦中(1-0)、王将戦は挑決リーグ中(2-0)、順位戦はB1組で6-1の暫定2位(現在対局中の千田-稲葉戦の結果によっては3位)。(棋王戦は挑決T16強、王座戦は挑決T1回戦でそれぞれ敗退)で、年度内の三冠確定、最大五冠の可能性。
4 今年度成績
対局数:1位(2位と10局差)、勝ち数:1位(同10勝差)、連勝:1位(同7差)、勝率:3位(複数対局者の中では1位、同0.05差)
5 戦型※別
[先][後]に分けても負け越しは一つもなく、横歩取り[先](0.6111)、四間飛車[後](0.6666)、相がかり[後](0.7428)、角換わり[後](0.7619)以外は全て0.8以上の勝率。
《1手損角換わり[後]と横歩取り[後]は対局なし》
(※:角換わり、矢倉、相がかり、1手損角換わり、横歩取り、雁木、その他の力戦、四間飛車、三間飛車、中飛車、向かい飛車の区分)
6 プロの意地
フリー・女流・奨励会員・アマには、公式戦負けなしの18連勝中。
