勝負は下駄を履くまで分からないと言われるが、特に藤井七冠の勝負術と終盤力は藤井七冠ファンの期待を最後まで繋げてくれます。
本第三局は永瀬九段がほぼ勝利を手中に収め、内心 第四局までいくと覚悟していました。
△9六香にいくまでの伏線が凄いということですが、それだけ最終盤の読みの力において藤井七冠の前に永瀬九段が屈したということです。永瀬九段には厳しい言い方ですが昨年の王座戦の惜敗が思い出されます。
タイトル獲得回数が通算25期となりました。この数字は通過点であり現時点ではあまり意味を持たないのでしょう、30、40、50などの切り数が話題となるのでしょうか。
10月は竜王戦に専念できます。昨年のNHK杯決勝戦で苦杯を舐めた相手佐々木勇気八段との番勝負を楽しむことにします。